(過ぎたことは忘れちまえ)つらつら書くなり
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上野の国立科学博物館でインカ帝国の前に栄えていたというシカン文明の遺物の展示をやっているというので行ってきた。
南米というと鳥獣類をかたどった金製品を多く利用するイメージがあるが、このシカン文明もご多分にもれず金ぴかの出土品が多い。
展覧の内容も、発掘者が日本人ということもあって、映像と出土品の両方を使って何が置いてあるのか素人にもわかりやすい。こういうのはただどこかの国の博物館から借りて来ただけの展示には無理だと思う。発掘監督の教授の事をTBSがずっと取材していたらしく、その情報を使っているのだとか。
発掘した遺跡(墓)の構造から、どんな格好で人々が埋葬されていたのか、副葬品の種類にはどんな背景があるのかなど、細かく解説してくれるビデオがあったので、かなり楽しめた。有名画家の展覧会などと比べてすいているので意外とねらい目かもしれない。
ただ、シカン文明というのはアンデスあたりに栄えたいくつもの文明の内の一つにすぎないという見方もあるので、分野としてはかなりマニアックな部類に入る気がする。とはいえ、日本人がインカ帝国の遺跡を大々的に発掘して展示会をやったりすることはほとんど考えられないので、隙間産業のようなスタンスでいろいろやる方がいいのかもしれない。
最近展覧会・展示会の類によく行くのだが、これだけ面白いのは久しぶりだった。
暇があって、南米の文物に興味がある人は行ってみるのも悪くないと思う。
最近展覧会・展示会の類によく行くのだが、これだけ面白いのは久しぶりだった。
暇があって、南米の文物に興味がある人は行ってみるのも悪くないと思う。
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