やれやれだぜ。久しぶりに書いてみるか・・・

バブルとそのあとの社会を支えてきたような大会社が軒並み合併＆倒産していく中で、
社会全体のモラルみたいなものもどんどん崩壊して行っているのが目に見えてきてますね。

都内の電車では通路に足を投げ出して自宅みたいにくつろぐ奴が大増殖してますし、
うちの周りでも道いっぱいに広がって歩いてきて、反対側から来る人に全く気を付けない、
まさに目玉も脳みそも両方腐り落ちてなくなってるレベルの人間が増えてます。

これは社会全体が貧しくなっている事の現れですね。
日本は大戦後に極度の経済成長を遂げたのですが、
モラルというものはまったく顧みられてこなかった、ということでしょう。
今まではただ単に金持ちケンカせずだった、ということが露呈してしまいました。

その中で増ゼイとか、改ケンとかいろいろ騒がれてます。
増税では税収Upは望めないとか、いろいろ言われていますが、
じゃあ1000兆円の借金はどうやって返すんですか、と言いたくもなります。

国家公務員削減とか、給料引下げとかもすでに実施されていますが、
それで公共サービスの質の低下だの、質が上がらないだのと言われても、
そんなの当たり前だろとしか言いようがありません。
「民間ではありえない」などと良く言いますが、
そもそも民間ではあり得ない業務を行うのが公共機関ですからね。
ファミレスだのコンビニだのという、
奴隷労働を前提としたサービス業（）と同じに考えてどうするのかと。
人が働けばその分のコストがかかるのが当たり前で、
無償で奉仕すべきだとか考えるからますます世の中が悪くなるんですよ。

金は天下の回りもの、と言いますが、
あれは別に誰にでもいくらでも回ってくるという意味ではなくて、
お金が回っていなければ社会が回らない、という意味でしょう。
公共機関・民間企業の別にかかわらず、活動には資金が必要です。
なんでも「無料！」「安い！」「割引！」になってないと使わない、買わない、
なんてことばかり言ってるから会社も倒産するし、人のやる気も失せていくわけです。

なので個人的には消費ゼイ増ゼイもやむを得ないと思ってます。
ただ一律に10パーセントなんて正気の沙汰とは思えませんけどね。
一体どこの国が食料品に10パーセントの消費税をかけてるのか。
品目別の税率にするのが当たり前ですよ。
要するに、どの業界にもコネがある政治屋さんがいて、
その人の票数を気にしているんでしょうね。

後、増税するからには必ず財政再建を達成しなければなりません。
そうでなければこの国はもう終わりです。
国庫が破たんしてギリシャ並みになってしまうでしょうね。

今の政権トウが良くないのは良くないのですが、
その前のトウがバブル崩壊後の20年間に何もしないでいたから、
今みたいな状況になっているわけで、
現状が良くないから戻そうって話にはなりませんよ。

それならほかにいいのがいるかと言ったら、正直いない。
最近やたらと大阪のあたりの人が騒いでますが、
結局あの人が目指しているのはごく一部の人間による専制政治であって、
封建主義社会の復活を目指しているのは日ごろの言動から明らかですしね。

というわけで、今目立っている人に(党派にかかわらず)投票する気はさらさらないです。
目立たず地道に活動している人の発言に目を配って、
よくよく考えて投票したいものですね。