忍者ブログ
(過ぎたことは忘れちまえ)つらつら書くなり
カレンダー
05 2025/06 07
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
プロフィール
HN:
lenguasydialectos
性別:
男性
ブログ内検索
[11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

昨日だったと思うが、
カナダ人プロレスラーの「クリス・ベノワ」が
妻子をくびり殺した上で自殺したという記事を、ネット上で見た。

彼はトップロープからのダイビングヘッドバットが得意技で、
そのうち頭をやられて死ぬんじゃないかと思っていたら、
本当にやられてしまった。

去年はメキシコ人レスラーの「エディー・ゲレーロ」が、
ホテルで変死したというニュースも見た。
麻薬中毒だったらしい。

とかくプロレスラーなどという人種は野蛮で、
短絡思考だとおもわれがちで、
しかも本当に駄目人間だったりする。
救いようがない。

そしてもっと救いようがないのが、
彼らのリング上での役回りだ。

プロレスというのは八百長の塊で、
勝敗と言うのは最初から決まっている。
よっぽどのことがない限り、シナリオから外れた試合はしない。

そして、人種や国籍ごとに期待される役割がある。
しかもそれは、差別的なものが多い。
例えばこうだ。

アメリカ白人:賢い・金持ち・パワフル
アメリカ黒人:乱暴・粗野・馬鹿
ヒスパニック(ラティーノ):うそつき・泥棒・家族想い
東洋人:卑屈・卑怯・能無し
フランス人:傲慢・根性なし

まぁ、アメリカの中産階級から下の白人に敷衍しているステレオタイプというのは大体こういうものだとおもって間違いない。

エディーは最初から最後までうそつきで泥棒という役回りだったし、
カナダ人の彼は「野獣」というあだ名で、まともに口もきけないという役をやっていた記憶がある。

まぁ、承知の上でやっているのだからしょうがないが、
世の中の差別を増幅させるかのようなショーに出ているというのは、
どんな気分なのだろうか。

二人の死が、どんな気分なのかを物語っている気がしてならない。

最近のプロレスはあまりにも差別傾向が激しくて見る気がしないのだが、
この二人が出ていた数年前は割りと好きだったので、残念でならない。
PR
以前別のプロバイダでブログを書いていたのだが、
そっちは完全に閉鎖・削除しました。

別の目的で使おうかとも思っていたのだが、
やはり残り物を利用するより新しく立ち上げたほうが良い。
細かいようだが、やはり心機一転というのは大事だ。

一年ぐらいずっと放ってあったのだが、
今日ふと思い立って削除してしまった。

大体新興企業のサイトというのは、
客を逃がしたくないものだから、
削除のページには直接飛べないようになっている。
前のところもそうで、「よくある質問」
のID削除の項目の中にリンクが張ってあるというひどい仕様。

まぁ老舗であればいいというものでもないけどね。
ニフティなんかは、古い情報と新しい情報がごちゃ混ぜになっていて、
はっきり言って何がなにやら分からない状態に陥っている。

同じ企業のサービスなのに、別々のIDが必要になるというのは、
面倒の極地に達しているね。
それだけ多様なサービスを提供していると言うことでもあろうがね。

何を書いていたのだったか,,,
そうそう、心機一転ということです。
最近いろいろと試していることがあるので、
うまくいったらこのブログでも一寸公開します。
この間言っていた家具屋に行って来た。
IKEAだ。

行ってみての感想。

い:駅から遠い。
送迎バスがあるんだけど、それがなかったらきつい距離。
車で来いといわれているようだ。

ろ:意外と中身はカラフル
外側は黄色と青色だけだが、中は色とりどりの
家具及び家具にるいするものでいっぱいだった。

は:値段高い。
基本的に輸入物なので高いです。さらに、ヨーロッパの家を基準に作ってあるので、日本での使い勝手が良くなさそうなものもあった。
むやみに背が高いワードローブとか。
あと、持ち家がある人でなければ使えないものが沢山。
壁に釘を打てる人は実はそんなに多くないと思う。

に:手間がかかる
組み立ては自分でやるというのは、家具では良くあることだが、
白木のものが沢山打っている上に、
自分で色を塗ってくださいといわんばかりに塗料も沢山売っていた。
はっきりいって、きれいにぬれる人は少ないと思います。
それに輸入家具に色をぬって使いたい人がそんなにいるだろうか。
自分で色を塗るなら国産の安物で十分だと個人的には思う。

ほ:ディスプレイは良い
見やすい配置だし、どれも試しに座ったり寝たり出来るのは良い。

総合的に考えて、
輸入家具がどうしても欲しい!
という人以外は、買う必要はないかもしれない。
しかし、見に行って面白いことは沢山あると思います。
少なくとも私は面白かった。

そのうち一つぐらい買おうかな。
入梅したというニュースを聞いてから二日間晴れている。

雨が降り続けても鬱陶しいが、
ずっと晴れるのも気が重い。
何しろ暑い。
まだ六月なのに30度を超えてるよ。
正直言って参った。
自宅の部屋で蒸された。

最近自分の持ち物をまとめたりしているので、
体を動かすことが多いのだが、
そうするとどうしても汗が出てくる。
30度を超えていると、もう手のうちようがない。
少しは雨が降って欲しい。

持ち物を片つけているというのに関連して、
最近ikeaのホームページとか、
アマゾンの家具のページなどを見ている。

実はアマゾンでも割といいものがやすく買える。
ikeaは品物はいいものの、運ぶ手段がないと、
配達料金が高くつく。
車で行けばいいだけの話しだが、
週末は何時も渋滞しているので、
二の足を踏む。
さてどうしたものか。

実は、自転車で行って帰ってこれる距離にikeaが一軒ある。
しかし本棚とかは自転車に積めないしなぁ。
せいぜい小物程度しかもって帰ってこられない。

でも一度くらい見に行ってもいいか。
暑いけど。
さっきすぐ近くに落雷があり、爆音が響いた。
またパソコンがやられたかと思い、電源を入れてみたが、
大丈夫のようだ。

思い返せば、去年も梅雨から夏場にかけて、
ものすごい雷雨がたびたびあり、
そのたびに停電したりした。

ひどいときは電子機器がまとめて壊れたりもしたな。
そういえば,,,

以前スペイン滞在中に「las flores de Harrison」
(ハリソンの花)という映画を観た。

ユーゴスラビア内戦の時の話で、
余り詳しく内容は覚えていないのだが、
戦争のシーンは記録フィルムと、
それに基づく再現シーンばかりで、
ものすごく生々しく、吐き気がしてきた。

その映画の爆音と、雷の爆音は良く似ている。
恐ろしい。
どうも最近世の中がごたごたしています。
大臣が死んだりとか、
殺人事件とか、
ニュースも暗い話題ばかり。

しかし、どうもマスコミというのは、
扇情的に過ぎるきらいがある。
大臣がナントか大臣がナントか、
などと、実際はどうなのかまだ確定していないことを、
声高にしゃべっていたように思ったのは、
気のせいだろうか。

世の中全体の動きもそうで、
テレビの中での常識や、ネット上に氾濫する、
わけの分からない事が、世の中をどんどん動かしていっている。
そんな気がしてならない。

老若男女貧富の差を問わずに、
都合の悪いことはみんな自分より弱いものに押し付けて、
そしてはけ口のなくなった悪意は、
いったいどうなっているのだろうか。
この先、この世界がまともな方向に動いていくのだろうか。

アメリカでテロが起きたときに、
大学のゼミの先生が、
「これから世界は、日露戦争前みたいに、
常に緊張状態を強いられる灰色の時代になるだろう。」
といっていたなと、最近ふと思い出した。

何かこう、今日のようにどんよりした日には、
こんなどんよりした考えが、
頭に浮かんできてしまうのだ。
昨日スペインの新聞を読んでいたら、
赤ちゃんの言語認知に関する記事が載っていた。

スペイン・カナダ共同研究で、
赤ちゃんが言語の違いを認識できるのか、
というテーマについて論文を発表したそうだ。

それによると、
四ヶ月から六ヶ月の赤ちゃんは、
話しての顔の動きを見て、言語の違いを区別できるそうな。
六ヶ月目以降は、もともとバイリンガルの環境に育った子供以外は、
母国語以外には反応しなくなる。
つまり、それ以降は母国語の習得に専念する、
ということらしい。

実験は、無音のビデオを使ったらしい。
二段階に分けて二言語のビデオを赤ちゃんに見せると、
言語が変わったときに、赤ちゃんが反応を見せるそうな。

サイエンスのホームページでサマリーだけ見られます。
サイエンスマガジン

実に興味深い。雑誌は売ってないのだろうか,,,
近所ではあるわけがないが,,,
図書館で、アンデス辺りの文化の本を借りた。
新着図書の所においてあって、たまたま目に付いたのだ。

ものすごく分厚い本で、持ち帰るのも一苦労だったが、
興味をそそられたので、無理をしてみた。

内容をぜんぜん確認しないで借りてしまったのだが、
文化人類学の論文集のようなもので、
なぜただの市立図書館に所蔵されているのかよく分からない。
別にあるぶんにはかまわないけど、
借りる人がいるのかなぁ(俺が借りたけど)

中身をざっと読んでみて、特に注意を引いた内容が一つあった。
それは農耕器具とジャガイモの栽培の関係についての論文で、

アンデス中央部では、ほかの地域と違って、
牛を使って畑を耕したり、鍬を使ったりしないのは何故なのか、
その原因を探った論文であった。

それによると、足で踏んで地面を耕すタイプの鋤は、
休耕をしながらジャガイモを収穫する地域にのみ見られる。
という分かり易い結論が出ていた。
休耕すると土地が固くしまってしまって、
普通の道具では耕すことが出来なくなるそうだ。

また、休耕をする地域では、病虫害を避けるために休耕をする。
という調査結果も明らかにされていて、
一般に信じられている「連作によって土地がやせるのを防ぐ」
ということのためではないということも書いてあり、
ひとしきり感心した。

普通の土地であればなんてことのない内容かもしれないが、
アンデスの山の中で、機材を持ち込んで土壌の分析やら、
病原菌の調査やらをおこなった著者は本当にタフな人だと思う。

どうも京大の人らしい。
やはり東大とか京大の教授になる人は一味違うと、
改めて感じさせてくれた一冊だった。
忍者ブログ [PR]