胞子じゃなくて奉仕でもなく,,,

昨日は思ったより風が弱く、ほっとしました。
九州辺りでは大変だったらしいですが、
横浜では強い雨が降っただけで、
三時くらいには太陽が顔をだしていました。

ほっと一安心だと思ったら、
今度は新潟で大地震だそうで、
どの程度の被害が出ているのかまだ分かりませんが、
ちょっと気になるところです。

大きな被害が出たとなると、復興支援の義援金やら、
ボランティアの募集やらをするのだろうなと考えたとき、
ふと思い出したことがあります。

この間の政府の政策案に
「ボランティアの義務化」というのが有った。
私はこれには反対です。

一時期ボランティア活動をしていた時期もあり、
周りからは「偽善くさい」と思われていた私ですが、
ボランティアの義務化なんてとんでもないと思います。

はっきり言いますが、「見返りが全くない」としたら、
ボランティアなんてしませんよ。
また、するべきでもない。
それは、ボランティア活動という枠に限らず、
他人に手助けをするとかそういうレベルの話でもそうです。

でも勘違いしてもらっては困るのですが、
別に「見返り」というのは別に形に残るものでなくてもかまいません。
「ありがとう」といってくれるだけでも言いし、
ただ笑顔を見せてくれるだけでも良い。
要するに自分でそれでいいと思える代価が得られるなら、
自分のエネルギーを多少つぎ込んだところで、
別にかまわないわけです。
ボランティアなどというのはそれでいいはず。

しかし、義務化となるとそれはまた話が違ってくる。
最近は介護保険制度のほころびなどが話題になっていますが、
どうもそういうところに、ボランティアを派遣して、
税金を浮かそうという考えなのでは？と疑っています。
要するに国家が国民に無賃労働を強いるわけです。
それは本末転倒で、益々介護関係の仕事に就く人はいなくなるでしょう。
それで外国人を連れてきて、安給料でこき使った挙句
「日本になじまない」などといって追い出す。
というパターンが目に浮かびます。

単なる被害妄想だろうか。

どうも最近の流れからして、そうなりそうなのが気になります。
「カネねぇから他人から人生を分捕っちまえ」
という発想はやめてもらいたいですね。
そんな考えは馬鹿でも思いつくのだから。
もっと知恵を振り絞ってください,,,