(過ぎたことは忘れちまえ)つらつら書くなり
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一度書かなくなると、もう一度書き始めるのはむずかしいけれど、
正月に思い切って色々書いてみたら、
今度は特に書くこともないのに書きたくなってきた。
まあ無理やり話題を作るとすれば、
アマゾンプライムに登録したことだろうか。
まあ年末に無料期間を利用して、本当は解約するつもりだったのだけれど、
ためしに使ってみるかと考え直したのだ。
プライムにすると、午前11時だか10時までに頼んだものは、
同日に届くというかなり画期的なシステムではあるのだ。
便利だし、使ってみたいとは前から思っていた。
なぜ今まで使わなかったのかと言うと、
1:お金がもったいなかった
2:運送会社をこき使うのもどうかと思っていた
の二点が大きいですね。
当日便なんてのは、低賃金労働者を酷使して成り立っているサービスだし、
使わなくて済むなら、使わない方がいいのかもしれない。
でも、今年度からは色々な責任を負ってもいるし、
他人に気を使う余裕が亡くなってきたのも事実だ。
ここは自分のポリシーを若干まげて、
世の中の便利さを享受しようと、そういうことなわけです。
大体、自分のポリシーなんてもので得することはほぼないですしね、、、
しかし、実際つかってみて思ったのだが、
当日といっても夜の9時とかに到着するのだったら、
次の日に到着するのとあんまり変わらなかったりする。
しばらく使ってみて、また感想を書こうと思う。
正月に思い切って色々書いてみたら、
今度は特に書くこともないのに書きたくなってきた。
まあ無理やり話題を作るとすれば、
アマゾンプライムに登録したことだろうか。
まあ年末に無料期間を利用して、本当は解約するつもりだったのだけれど、
ためしに使ってみるかと考え直したのだ。
プライムにすると、午前11時だか10時までに頼んだものは、
同日に届くというかなり画期的なシステムではあるのだ。
便利だし、使ってみたいとは前から思っていた。
なぜ今まで使わなかったのかと言うと、
1:お金がもったいなかった
2:運送会社をこき使うのもどうかと思っていた
の二点が大きいですね。
当日便なんてのは、低賃金労働者を酷使して成り立っているサービスだし、
使わなくて済むなら、使わない方がいいのかもしれない。
でも、今年度からは色々な責任を負ってもいるし、
他人に気を使う余裕が亡くなってきたのも事実だ。
ここは自分のポリシーを若干まげて、
世の中の便利さを享受しようと、そういうことなわけです。
大体、自分のポリシーなんてもので得することはほぼないですしね、、、
しかし、実際つかってみて思ったのだが、
当日といっても夜の9時とかに到着するのだったら、
次の日に到着するのとあんまり変わらなかったりする。
しばらく使ってみて、また感想を書こうと思う。
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無線LANの親機にはLogitecを使っているのに、
ついついあんまり考えずにおすすめされたBuffaloの無線子機を買ってしまった。
最近の機械はずいぶんと進んでいるとはいえ、
この手のいわゆる精密機器はブラックボックス化しているのか、
会社が違うだけで普通にはつながらない、とかあるから怖い。
ただ、今までの経験から言っても、まったくつながらないということは少なく、
使える機能が制限されたり、設定が面倒だったりするだけのことが多い。
今回もそのケースで、自動設定のAOSSは当然のように動かず、
それはあきらめてリセットした後に、手動で設定しないとならなかった。
一番勝手がつかめなかったのは、AOSS設定を一度行うと、
ずっとその設定を優先して接続しようとするらしく、
子機をリセットしても親機の設定はリセットされないので、
ほかの接続設定をしても親機はひたすら子機にAOSS接続しようとする。
しかもそのほかの接続は拒否する、という状態になる。
しかもそのほかの接続は拒否する、という状態になる。
なので、親機と子機の両方をリセットして、
手動で子機に親機への接続設定をする必要がある。
この際、子機には必ず「子機」と設定をしてやる必要がある。
そうしないと親機になろうとして、大元の親機に接続しない問題が出る。
手動で接続できる知識があるなら最初から手動でやった方がイイネ。
2日ほどかかっちゃったよ!
世の中にネトゲというジャンルがはびこりだしてから5~6年くらいたち、
運営方針などに疑問の声が上がっているが、
自分にはあんまり関係ないと思って今まで手を付けようとは思わなかった。
しかしモバゲーがベイスターズを買収したり、
グリーがテレビCMをじゃんじゃん流したり、
渋谷で広告宣伝車をバンバン走らせたりしているので、
ちょっと自分でどんな物かやってみるか、と思い立った。
十代の人間とも最近かかわるようになったりもしているしね。
実際どんなものかというと、特徴は:
1:基本無料
2:アイテム課金
3:多人数同時参加
といったところだろうか。
3の多人数同時参加というところからソーシャルゲームなどと呼ばれることも多いようだ。
この手のゲームは「ながらゲー」などと言って、
片手間にできるかのように装っているが、実際は全然違います。
なんでか:
1:時間をかけた分だけ有利になる。
2:参加すると得になるイベントが時間固定で開催される。
という2点が大きいかと思います。
イベントが時間固定なのは仕事しながらだとキツいですね。
昼間とかに開催されているので、暇な大学生とか、
ゲーム廃人が得するようにできているようです。
あと、時間をかけると言っても誰しも限度があるので、
その隙を付くのが課金アイテムというわけです。
大体課金をすればするほど有利になる仕組みになっていて、
ゲーム内で幅を利かせたければ課金しないと全然お話にならない、というわけです。
大体一度使うとなくなるアイテムなどが多いので、
課金を始めると際限なく課金していくことになります。
そうしないと課金した分が無駄になりますからね。
こうしてどんどん集金されるわけです。
(私は課金はしませんでした。)
まぁ、開発にも運営にもお金がかかっているので、
ある程度の課金は仕方がないのですが、
中には価格設定が酷いうえにアイテムの説明が適当で、
ほとんど詐欺に近いような物もあるようです。
(ほんとに詐欺なものと、開発者の日本語がつたないのと両方あるかと)
こう書くと悪い点ばかりですが、割といい面もあります。チャットの存在です。
むしろソーシャルゲームはチャットなどで交流するのがメインといってもいいでしょう。
下は小学生から40代のおっさんまでいろんな人が参加しているので、
参加するゲーム内グループをうまく選べたら、割と実りあるチャット生活ができます。
実際ゲームとは関係ないところで仲良くなったりする例もあります。
ただ、チャットが荒れることもしばしばあるので、精神力を試されますが。
なので、交流を目的としてやってみると割と面白いが、
ゲーム内で特殊な地位を確保しようとすると、
際限なくお金がかかる、ということになります。
要するに身分をお金で買う、ということですね。
トラックの運ちゃんとかキャバ嬢とかがはまるらしいですが、無理はないですね。
3次元では虐げられているけど、2次元では自分はトップの人間だ、
という心の支えになるし、、、なんだか切ないですが。
まあいえることは:
1:片手間でできるは嘘、死ぬほど疲れます。
2:身分をお金で買いたければどうぞ。
といったところでしょうか。
私はやめた!疲れた!
運営方針などに疑問の声が上がっているが、
自分にはあんまり関係ないと思って今まで手を付けようとは思わなかった。
しかしモバゲーがベイスターズを買収したり、
グリーがテレビCMをじゃんじゃん流したり、
渋谷で広告宣伝車をバンバン走らせたりしているので、
ちょっと自分でどんな物かやってみるか、と思い立った。
十代の人間とも最近かかわるようになったりもしているしね。
実際どんなものかというと、特徴は:
1:基本無料
2:アイテム課金
3:多人数同時参加
といったところだろうか。
3の多人数同時参加というところからソーシャルゲームなどと呼ばれることも多いようだ。
この手のゲームは「ながらゲー」などと言って、
片手間にできるかのように装っているが、実際は全然違います。
なんでか:
1:時間をかけた分だけ有利になる。
2:参加すると得になるイベントが時間固定で開催される。
という2点が大きいかと思います。
イベントが時間固定なのは仕事しながらだとキツいですね。
昼間とかに開催されているので、暇な大学生とか、
ゲーム廃人が得するようにできているようです。
あと、時間をかけると言っても誰しも限度があるので、
その隙を付くのが課金アイテムというわけです。
大体課金をすればするほど有利になる仕組みになっていて、
ゲーム内で幅を利かせたければ課金しないと全然お話にならない、というわけです。
大体一度使うとなくなるアイテムなどが多いので、
課金を始めると際限なく課金していくことになります。
そうしないと課金した分が無駄になりますからね。
こうしてどんどん集金されるわけです。
(私は課金はしませんでした。)
まぁ、開発にも運営にもお金がかかっているので、
ある程度の課金は仕方がないのですが、
中には価格設定が酷いうえにアイテムの説明が適当で、
ほとんど詐欺に近いような物もあるようです。
(ほんとに詐欺なものと、開発者の日本語がつたないのと両方あるかと)
こう書くと悪い点ばかりですが、割といい面もあります。チャットの存在です。
むしろソーシャルゲームはチャットなどで交流するのがメインといってもいいでしょう。
下は小学生から40代のおっさんまでいろんな人が参加しているので、
参加するゲーム内グループをうまく選べたら、割と実りあるチャット生活ができます。
実際ゲームとは関係ないところで仲良くなったりする例もあります。
ただ、チャットが荒れることもしばしばあるので、精神力を試されますが。
なので、交流を目的としてやってみると割と面白いが、
ゲーム内で特殊な地位を確保しようとすると、
際限なくお金がかかる、ということになります。
要するに身分をお金で買う、ということですね。
トラックの運ちゃんとかキャバ嬢とかがはまるらしいですが、無理はないですね。
3次元では虐げられているけど、2次元では自分はトップの人間だ、
という心の支えになるし、、、なんだか切ないですが。
まあいえることは:
1:片手間でできるは嘘、死ぬほど疲れます。
2:身分をお金で買いたければどうぞ。
といったところでしょうか。
私はやめた!疲れた!
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
今年もよろしくお願いいたします。
ブログを持っていること自体忘れかけるほどツイッターを使っていたけれど、
ネット上での根拠のない罵倒合戦を見るうちにツイッターもどうでもよくなりつつある今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
気が付けば年末で、色々とやり残したことがあるような気もするし、それなりにやりきった気もする。
こう書くといい加減な感じがするけれど、実際みんなこんな感じじゃないかな。
今年からは新たな職場で、新米にしては割と重要なポジションに付けたので、
かなり緊張感がある年だったと思う。
色々模索して、大失敗もしたけれど、それなりにうまくいったこともあり、
上に書いたような感想が出てきたわけで、決していい加減に描いたわけじゃない。
かなり企業の人とも知り合う年でもあり、いろんな価値観を見聞きする機会もあった。
それは同時に、身分の固定化や貴族化といった社会問題を間近に見ることでもあった。
何年も前からそういった問題には興味があったので、体験できたことは、今後に役立つと思う。
これでも人に物を教える職業についているわけで、
他人を説得する方法や、わかりやすく伝える方法について、
日々考え続けているが、方法論などまるで役に立たない相手にも出会ったりする。
例えばローマ字で書かれている外国語はすべて英語読みをするものだ、
という固い信念を持った人だ。
要するに物を自分で考える習慣がない人で、
こういう人に物を教えるのは至難の業だ。
翻って大企業の人は大体優秀だが、階級意識に凝り固まって、
他人のことをバカにする言動が目に付いたりする。
これを当たり前、仕方がない、で片づけるのではなく、
何らかの解決策を示すことが、職業的教育者の使命の一つではないか、
とそう考えるに至る一年間でした。
ネット上での根拠のない罵倒合戦を見るうちにツイッターもどうでもよくなりつつある今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
気が付けば年末で、色々とやり残したことがあるような気もするし、それなりにやりきった気もする。
こう書くといい加減な感じがするけれど、実際みんなこんな感じじゃないかな。
今年からは新たな職場で、新米にしては割と重要なポジションに付けたので、
かなり緊張感がある年だったと思う。
色々模索して、大失敗もしたけれど、それなりにうまくいったこともあり、
上に書いたような感想が出てきたわけで、決していい加減に描いたわけじゃない。
かなり企業の人とも知り合う年でもあり、いろんな価値観を見聞きする機会もあった。
それは同時に、身分の固定化や貴族化といった社会問題を間近に見ることでもあった。
何年も前からそういった問題には興味があったので、体験できたことは、今後に役立つと思う。
これでも人に物を教える職業についているわけで、
他人を説得する方法や、わかりやすく伝える方法について、
日々考え続けているが、方法論などまるで役に立たない相手にも出会ったりする。
例えばローマ字で書かれている外国語はすべて英語読みをするものだ、
という固い信念を持った人だ。
要するに物を自分で考える習慣がない人で、
こういう人に物を教えるのは至難の業だ。
翻って大企業の人は大体優秀だが、階級意識に凝り固まって、
他人のことをバカにする言動が目に付いたりする。
これを当たり前、仕方がない、で片づけるのではなく、
何らかの解決策を示すことが、職業的教育者の使命の一つではないか、
とそう考えるに至る一年間でした。
久しぶりに夏目さんでも読んでみようかと思い。
渋谷のブックファーストで「漱石文明論集」を購入した。
電車の中で読むのにちょうど良い面白さだった。
ちょうど明治のいわゆる文明開化の時期と、
現在のような海外資本による日本の産業構造の改造期と、
状況が重なっているように思えてならなかったため、
こういう本を読んでみようかと思ったのだ。
実際、むやみに海外のものを礼賛することはよろしくない、
ということは夏目漱石や岡倉天心も作中で言っている。
つまりこういったことは百年前から言われているのだが、
当時の日本の精神面と現代の日本の精神面も、
ほとんど変化が見られず(女性の解放が進んだとかそういうことはあるかも知れないが)
いたずらに知識の輸入に凝り固まっていて、全然進歩がみられないことに愕然とした。
日本の現代社会というのは、しばしばひどく保守的で、
変化を受け入れない特徴があると思っている。
特に企業社会は昔の武家社会をそのまま移行しただけ、
という感が強く、いつ封建主義社会へ逆戻りしても可笑しくない。
むしろ今戻りつつある、という考えが頭から離れないのだ。
上っ面にキリスト教的合理主義をかぶせた、
絶対排他的封建主義というのが、現代日本にピッタリくる言葉だ。
ただひたすらに海外向けにへらへらし続けて、
内部の構造だけは死守するぞという態度のみが現代に残っている。
そんなことをするならばむしろ日本的であるとはどういうことかを定義したり、
それを海外向けに主張したりすることができる方が、
(別に積極的に発信などしなくてもよい。一部の人が理解できればよい)
よほど人を説得できるし、説得できなくてもゴネ得できるのに、
と思えてならない。(中国とかインドとかがよい例)
要するに国内向けの駆け引き(の為の考え方)をする為に海外を見習うだけでなく、
海外向けの駆け引きをするために、もう少し国内のことを見直すべきじゃないか、
特に考え方を見直すべきじゃないかということを、
この数年ずっと考えているのだが、
なかなか世の中はそういう流れになっていかないな。
渋谷のブックファーストで「漱石文明論集」を購入した。
電車の中で読むのにちょうど良い面白さだった。
ちょうど明治のいわゆる文明開化の時期と、
現在のような海外資本による日本の産業構造の改造期と、
状況が重なっているように思えてならなかったため、
こういう本を読んでみようかと思ったのだ。
実際、むやみに海外のものを礼賛することはよろしくない、
ということは夏目漱石や岡倉天心も作中で言っている。
つまりこういったことは百年前から言われているのだが、
当時の日本の精神面と現代の日本の精神面も、
ほとんど変化が見られず(女性の解放が進んだとかそういうことはあるかも知れないが)
いたずらに知識の輸入に凝り固まっていて、全然進歩がみられないことに愕然とした。
日本の現代社会というのは、しばしばひどく保守的で、
変化を受け入れない特徴があると思っている。
特に企業社会は昔の武家社会をそのまま移行しただけ、
という感が強く、いつ封建主義社会へ逆戻りしても可笑しくない。
むしろ今戻りつつある、という考えが頭から離れないのだ。
上っ面にキリスト教的合理主義をかぶせた、
絶対排他的封建主義というのが、現代日本にピッタリくる言葉だ。
ただひたすらに海外向けにへらへらし続けて、
内部の構造だけは死守するぞという態度のみが現代に残っている。
そんなことをするならばむしろ日本的であるとはどういうことかを定義したり、
それを海外向けに主張したりすることができる方が、
(別に積極的に発信などしなくてもよい。一部の人が理解できればよい)
よほど人を説得できるし、説得できなくてもゴネ得できるのに、
と思えてならない。(中国とかインドとかがよい例)
要するに国内向けの駆け引き(の為の考え方)をする為に海外を見習うだけでなく、
海外向けの駆け引きをするために、もう少し国内のことを見直すべきじゃないか、
特に考え方を見直すべきじゃないかということを、
この数年ずっと考えているのだが、
なかなか世の中はそういう流れになっていかないな。
先日「コクリコ坂から」を見てきたのですごく久しぶりにレビューでも書いてみようかと。
監督が「ゲド戦記」の吾郎氏ということで、
公開前から各方面で良くも悪くも噂になっていたようですが、
個人的感想としては「想像していたより面白い」と思いましたね。
ストーリーとしては、横浜の山の手地区にある学校に通う
俊と海の恋物語ということになります。
(最初の場面で見える港の向きから、山の手地区からの風景だとわかる)
メインで恋物語、サブで学校の交流物語をやるという王道中の王道、
ジブリらしく無駄な説明は一切ないストーリー仕立ては好感度高かった。
(あと2人で散歩するのが山下公園だったりとか、あのフェンスは昔からああなのかとか、
細かいところで横浜市民大歓喜なつくりでした(^_^; )
時代設定や、人物設定など、懐古趣味と思われるものも散見されましたが、
実のところこれらの設定は懐古を目的としたものではないと思います。
というのも、もしこれが懐古映画であったなら、これほどひどい映画もなく、
薄っぺらな時代描写しかないからです。
強いて懐古趣味の場面を探すとすれば、合唱のシーンでしょうか。
あれは昔の日本映画へのオマージュではないでしょうか。
また、映画的演出として自転車で坂を駆け下りるシーンなどは、
ベタすぎて批判の対象になるだろうなと思います。
しかしそれら(時代設定・背景設定)すべてが、
主人公二人の関係を成り立たせるためだけに用意された舞台であるという点で、
無駄のない良い映画ともいえるのではないか。
これは単純に男女がお互いに惹かれあうという描写のみに重きを置いた映画であって、
それ以外のすべては実はおまけでしかないというのが私の結論です。
おそらく自称反懐古派と自称フェミニストたちからは、
かなりの批判を受けるでしょう。
何しろ女性のお掃除部隊みたいなのが出てくるので、
もうその時点でアウトだろうなとは思います。
ただ前にも似たようなことがあったのを思い出しました。
古代ローマを舞台にした映画で、女性が高い地位についてない、
と言って怒る人がいましたが、
時代考証という概念を理解しているのか疑問に思いましたね。
この映画の対極に位置しているのが「モテキ」で、
ダメな男に素晴らしい女性が何人もよってきて、
ダメ男にダメだししまくるという映画で、
現代を舞台として恋愛物語をやろうとしたら、
こういうものにしかならないわけです。
しかしそれはジブリがやるべきことか?
と考えれば、そんなことはない!という結論になると思います。
むしろそういう映画の真逆を作るのがコンセプトだったのではないかと。
ジブリの映画が説教くさくて人を選ぶのは昔からで、
そういうことが鼻につく人はこれに限らずどんなジブリ作品でもダメでしょう。
監督が「ゲド戦記」の吾郎氏ということで、
公開前から各方面で良くも悪くも噂になっていたようですが、
個人的感想としては「想像していたより面白い」と思いましたね。
ストーリーとしては、横浜の山の手地区にある学校に通う
俊と海の恋物語ということになります。
(最初の場面で見える港の向きから、山の手地区からの風景だとわかる)
メインで恋物語、サブで学校の交流物語をやるという王道中の王道、
ジブリらしく無駄な説明は一切ないストーリー仕立ては好感度高かった。
(あと2人で散歩するのが山下公園だったりとか、あのフェンスは昔からああなのかとか、
細かいところで横浜市民大歓喜なつくりでした(^_^; )
時代設定や、人物設定など、懐古趣味と思われるものも散見されましたが、
実のところこれらの設定は懐古を目的としたものではないと思います。
というのも、もしこれが懐古映画であったなら、これほどひどい映画もなく、
薄っぺらな時代描写しかないからです。
強いて懐古趣味の場面を探すとすれば、合唱のシーンでしょうか。
あれは昔の日本映画へのオマージュではないでしょうか。
また、映画的演出として自転車で坂を駆け下りるシーンなどは、
ベタすぎて批判の対象になるだろうなと思います。
しかしそれら(時代設定・背景設定)すべてが、
主人公二人の関係を成り立たせるためだけに用意された舞台であるという点で、
無駄のない良い映画ともいえるのではないか。
これは単純に男女がお互いに惹かれあうという描写のみに重きを置いた映画であって、
それ以外のすべては実はおまけでしかないというのが私の結論です。
おそらく自称反懐古派と自称フェミニストたちからは、
かなりの批判を受けるでしょう。
何しろ女性のお掃除部隊みたいなのが出てくるので、
もうその時点でアウトだろうなとは思います。
ただ前にも似たようなことがあったのを思い出しました。
古代ローマを舞台にした映画で、女性が高い地位についてない、
と言って怒る人がいましたが、
時代考証という概念を理解しているのか疑問に思いましたね。
この映画の対極に位置しているのが「モテキ」で、
ダメな男に素晴らしい女性が何人もよってきて、
ダメ男にダメだししまくるという映画で、
現代を舞台として恋愛物語をやろうとしたら、
こういうものにしかならないわけです。
しかしそれはジブリがやるべきことか?
と考えれば、そんなことはない!という結論になると思います。
むしろそういう映画の真逆を作るのがコンセプトだったのではないかと。
ジブリの映画が説教くさくて人を選ぶのは昔からで、
そういうことが鼻につく人はこれに限らずどんなジブリ作品でもダメでしょう。
一応ボット制作について書いています。
http://linguista.edoblog.net/
まだまだ先は長いので一応公開しているというレベル。
http://linguista.edoblog.net/
まだまだ先は長いので一応公開しているというレベル。