(過ぎたことは忘れちまえ)つらつら書くなり
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行ってきましたダビンチ展。

上野の国立博物館で開催されているのですが、
電車やら繁華街やらに広告がたくさん出ているので、
知っている方も多いかと思います。

実際すごい人出でした。
「受胎告知」を一枚見るのに延々と並ばされて、
三十分待って、実際に見たのは二分ぐらい。
まぁ三十分ですんでよかった。
そして、別会場にいって驚愕した。
なんと!
ダビンチの手によるものは、ごく数点のみで、
ほとんどが現代の複製物ばかり。
絵画が二点と鋳造した像が二三点以外は、
全部最近作られたもので、そこに申し訳程度に
解説のビデオが流れている。
ビデオの内容は、面白いものもあったのだが、
たいしたことの無い内容もあり、正直肩透かしだった。
あれが常設展として、静かに見て回れるならともかく、
人ごみの中で周りにせかされるのは気に入らない。
それならもっと中身を充実させてほしかった。
余りに肩透かしだったので、
国立博物館のいくつかある常設展の内、
「東洋館」「法隆寺宝物館」「本館常設展」
の三つを、三時間半かけて全部見て回った。
すごく疲れたが、日本の美術から、
中国インドの仏教美術、陶器などが大量に展示されており、
充実した内容だった。
まず東洋館に行った。
あまり仏像をよく観察したことは無かったが、
じっくり観察してみると、作者の出身国の人間にそっくりに作ってある。
キリストやマリアの像もスペインならスペイン人、
イタリアならイタリア人に似た像が作られ、飾られているのと同じだ。
インドやパキスタンの仏像はよく似ているし、
日本と中国の仏像もよく似ている。
結局民族が似ていると言うことでもある。
10センチくらいの「勢至菩薩像」がものすごい業物で、
感心してみていたら、プレートに「重要文化財」のしるしがあった。
しかし、外国の仏像を重要文化財として飾るのもよしあしだと思う。
本館の方はものすごく広くて、
内容も多岐に渡っていたが、気になったのは、以下の三点。
魚の掛け軸:タイトルも作者も忘れた
魚が数匹いて、そのうちの一匹が真ん中で雄雄しく泳いでいる。
江戸末期か明治ごろの日本画:タイトルも作者も忘れた。
数人の男女が部屋内で寛いで話している絵。
竹林猫:橋本雅邦作
タイトルの通り、竹林で猫が寝ている絵。和む。
刀とか、そういうベタな物にも興味があるのだけれど、
気になったのは、重要文化財に指定されているものに、
妙な研ぎ跡が付いていたこと。刃紋がびろびろ付いていて,,,
しかし国立博物館が下手な研ぎ師に出す筈も無いから大丈夫だろう。
とにかくもの凄い量で、説明するのが大変なので、行って見てください。
そういうのが嫌いじゃなければ損はしません。
ダビンチ展より常設展がオススメ。
久しぶりに充実した一日だったなぁ。
上野の国立博物館で開催されているのですが、
電車やら繁華街やらに広告がたくさん出ているので、
知っている方も多いかと思います。
実際すごい人出でした。
「受胎告知」を一枚見るのに延々と並ばされて、
三十分待って、実際に見たのは二分ぐらい。
まぁ三十分ですんでよかった。
そして、別会場にいって驚愕した。
なんと!
ダビンチの手によるものは、ごく数点のみで、
ほとんどが現代の複製物ばかり。
絵画が二点と鋳造した像が二三点以外は、
全部最近作られたもので、そこに申し訳程度に
解説のビデオが流れている。
ビデオの内容は、面白いものもあったのだが、
たいしたことの無い内容もあり、正直肩透かしだった。
あれが常設展として、静かに見て回れるならともかく、
人ごみの中で周りにせかされるのは気に入らない。
それならもっと中身を充実させてほしかった。
余りに肩透かしだったので、
国立博物館のいくつかある常設展の内、
「東洋館」「法隆寺宝物館」「本館常設展」
の三つを、三時間半かけて全部見て回った。
すごく疲れたが、日本の美術から、
中国インドの仏教美術、陶器などが大量に展示されており、
充実した内容だった。
まず東洋館に行った。
あまり仏像をよく観察したことは無かったが、
じっくり観察してみると、作者の出身国の人間にそっくりに作ってある。
キリストやマリアの像もスペインならスペイン人、
イタリアならイタリア人に似た像が作られ、飾られているのと同じだ。
インドやパキスタンの仏像はよく似ているし、
日本と中国の仏像もよく似ている。
結局民族が似ていると言うことでもある。
10センチくらいの「勢至菩薩像」がものすごい業物で、
感心してみていたら、プレートに「重要文化財」のしるしがあった。
しかし、外国の仏像を重要文化財として飾るのもよしあしだと思う。
本館の方はものすごく広くて、
内容も多岐に渡っていたが、気になったのは、以下の三点。
魚の掛け軸:タイトルも作者も忘れた
魚が数匹いて、そのうちの一匹が真ん中で雄雄しく泳いでいる。
江戸末期か明治ごろの日本画:タイトルも作者も忘れた。
数人の男女が部屋内で寛いで話している絵。
竹林猫:橋本雅邦作
タイトルの通り、竹林で猫が寝ている絵。和む。
刀とか、そういうベタな物にも興味があるのだけれど、
気になったのは、重要文化財に指定されているものに、
妙な研ぎ跡が付いていたこと。刃紋がびろびろ付いていて,,,
しかし国立博物館が下手な研ぎ師に出す筈も無いから大丈夫だろう。
とにかくもの凄い量で、説明するのが大変なので、行って見てください。
そういうのが嫌いじゃなければ損はしません。
ダビンチ展より常設展がオススメ。
久しぶりに充実した一日だったなぁ。
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